ものは試し。

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後悔は消えない。それでも太郎は「あっぱれ」でした。

2026年7月○○日 

我が家の猫ちゃん(仮名:太郎)が永眠しました。わずか5歳でした。

 

一寸先を予測出来ていたならこの選択をしただろうか…

太郎が急変したのはブログを投稿した直後のことでした。

monowatamesi.hatenablog.com

 

ブログを投稿した後、最後となった病院に。通院すること4日目。太郎は熱も下がり、呼吸も落ち着き、よく食べてくれて、日々足取りはしっかりしてゆき、少々高いところにも上り下りできるようになっていました。こうした報告に先生も目を細めて喜んでいた。水を飲むときに水遊びするようにもなって、普段の太郎に戻ってきたように思えていました。ただ、発熱後に便が出ていないことが心配でした。

 

よく食べ、しっかり出すものを出して逝ってしまった

病院から帰るとお昼はぐっすり眠っていて、夕飯の時間になるとムクッと起き上がり、『ご飯の時間だニャン♪』といわんばかりに催促してくるので、この食欲に安心しては、笑った。カルカンのパウチを食べ終わっても、まだ食べたい様子。

 

 

食欲があるのはいいこと。「ちゅ~る」をあげると喜んで食べては、『お願い。もう一本♪』とばかりに目を細めて、最高にいい顔でおねだりしてくる…。ふだんは制限しているおやつもこの時ばかりは「いっぱい食べて元気になろうね。」と甘々に。美味しい美味しいとパクパク、二本を完食しました。お腹が満たされ、なんと、三日ぶりに便が出たのです。

 

これにはトイレ掃除担当の夫も、その量の多さにびっくり喜んだ。

『すごい、すごいよ。こんなうんち見たことないよ。三日分の便だよ』

 

見ると、本当にこれまで見たこともないような健康な便がたくさん出ていました。

 

よく頑張ったね~。偉いね~。

 

健康な便が出たことで、どんなにか安心しました。「これでスッキリして眠れるね」と…。なのに、翌朝には旅立ってしまった。病院に駆け込んでから5日目の朝です。

 

…何を、どう捉えたらいいのだろう…。

 

公開したブログから『まず、普通にそんな病院には行かないよ』そんな声が聞こえて来そうで、怖くなって(精神的に崩壊しそうで)その記事を非公開にして、ブックマークやコメントも受け付けない設定にしました。

 

この病院を選択した自分が悪い。自責の念に押しつぶされそうでした。

 

太郎は初めての猫ではなく最後の猫だった

病院では『ペットを飼う資格がない』と怒られたけど、我が家には過去に三匹の猫ちゃんが居ました。15年、19年とそれぞれ長生きしてくれました。太郎を譲り受けるにあたり、自分たちの年齢を考え、万が一、最後まで面倒見られなくなった場合、娘家族が引き受けてくれることになっていました。我が家にとっては最後の猫ちゃん…。

 

元飼い主さんと娘へ報告

太郎は、わけあって元飼い主さんから譲り受けました。我が家に来る半年前には尿管結石で手術をしていました。それはすっかり治っていて元気いっぱいでした。元飼い主さん宅でも咳き込む症状があったようだけど、この時は「いつの間にか治まっていた」とのことだから今回の咳込みとの関連はないと思う。こんなことになってしまって申し訳なさで、ただただ謝ることしかできない…

 

早朝から連絡を入れたにも関わらず、元飼い主さんと娘の返事は意外なものでした。

  • 太郎は幸せでした。感謝しています
  • 誰のせいでもないからね。病院も今できる最善の対応だったと思うよ

そんなわけないと思うけれど、下記はすぐにネット検索してくれて送られてきたものです

 

  • 猫の肺炎が「手遅れ」になりやすい理由

 

  • ご家族は最善を尽くされました

 

気持ちは有り難いけれど内容が入ってきませんでした。数日後、また送られてきました。

 

  • もしその段階で受診していたら、どんな処置がされたか?

 

  • ご家族へ:あの夜の選択は「最善」でした


落ち着いて読み返してみると、じわじわきます。

 

太郎!「あっぱれ」だよ。

嘘みたいだけど、発熱後からも食事をまったくしない日はなく、むしろ日々もりもり食べてくれるようになっていて、やせ細るどころか、ふくよかで毛並みはきれいで艶々。前日には健康そのものの便も出て、最期の写真は、まるで笑って眠っているようです。

 

人に触られることが嫌いで、抱っこも嫌がっていた太郎が来てくれて二度目の夏。超ビビりだけど、本当はとても甘えん坊さんだった。甘え方がわからずゴロンゴロン困っていた(笑)しっぽピンピン。目を細めていい顔でアピールしてくれるようになり、来客にも自ら近づけるようになって…そんな太郎の変化が誇らしかった。短過ぎる期間だったけれど、たくさんの幸せな時間をもらいました。そしてあっぱれな最期だったと思います。

 

後悔の念は消えないけど、周りの優しさが沁みます。いつまでもメソメソしていたら、そうした人や孫たちまで困らせてしまうので、少しずつでも前を向かなければと思い、書くことにしました。

 

※読者の皆様のサイトへ伺えない日々が続いていて、申し訳ありません…