karariです。
十年ひと昔といいますが、今年の春のこと夏のことさえ遠い昔のことのように思えます
今日はkarariの十代の頃の昔ばなしです
十代後半アパートで独り暮らし
慣れない土地で初めての年越しのことです
当時、年末年始は、どこのお店もお休みでした
確か年明け7日くらいは営業しているお店はなかったように記憶しています
暮れに食料の買い出しをしていないと年明けしばらくは、ひもじい思いを強いられます
大みそかになって、やっとそのことに気づいたkarariは
記憶からは消えていますが、きっと開いているお店を探しまわったのだろうと思います
小さなお店がかろうじて開いていて、かろうじて一本の食パンがあり、安堵しながら食パンを手にしているあの頃の自分
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そして鮮明に残っているのが、お店の方の「良いお年を」と言ってくれた言葉です
お店の方の単なる暮れの挨拶の言葉がkarariにとっては
お店の人から声をかけてもらうなんて(えっ自分のこと知ってるの?)くらいの勢いで驚き
「良いお年を」なんて、なんと応えて良いのかもわかりませんでした(知らないって怖いわ)
ただ涙が出そうなくらい胸が熱くなっていたのを覚えています
トースターなんてなかったから、ちぎって食べたのだと思います
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慣れない土地.独り暮らし.初めての年越し
あらゆる条件が揃って、人の言葉が温もりとなって記憶に残っているのだと思います
暖もなくふかふかのお布団でもなく
食パン一本で年を越す...
けれどそれは贅沢なことでしたよ?
それに決して特別なことではなく、世間の賑わいをよそにひっそりと年を越す人は自分以外にもいたと思いますし、いまもいらっしゃるかも知れません
何もメディアに踊らされることはないのですから
おばぁちゃんになったいま、この先、またあの頃のような状況におかれるかも知れない
けれどそれを心配する前に
今度は逆に、あったかい一言を掛けてあげれるようには
なったかい?と
十代のkarariが申しております...
最後までお付き合いくださりありがとうございます
*2023.12/29 30投稿*
勘違いをしていました( ;∀;)
この投稿をもって30回目の投稿になるようです
\今年中に切り良く30投稿出来ました/
これもひとえに、はてなスターを付けてくださった皆さま.読者登録の皆さま.ブックマークをくださった方々、そして今日来て下さった方々のお蔭だと、本当にほんとうに感謝です
知り合いでも、ご近所さんでもないのに
karariおばぁちゃんを独りぼっちにしないでくれてありがとうございます
切り良く30投稿出来ましたが、また投稿出来たらします。なので、またいらしてくださいね☆