karariです。
教室を始めた時には何もなかった。
ツテもコネもネットワークも経験も実績も....
そして何をやる教室なのか誰も知らなかった
けれど、自分には自慢のテキストがあった
最後の発表会で終わるはずだった
辞める人が誰もいなかった...
教室からグループ名に変更した
自慢のテキストから自慢のメンバーに変わった
自慢のメンバー
その人らしさの空間が素晴らしい
どこにそんなエネルギーがあるのか、熱心で積極的な姿勢には頭が下がる
誰かの批判をするなど聞いたことがない
派閥が生まれない
それぞれがそれぞれの良いところに視点を向けていた。
この相乗効果で、メンバーが創り出す空間の先には、ほころぶ笑顔があった...
どうしてこんな人達が集まっていたのだろう...
主宰者が至らないから周りがしっかりする?
教室が何をするところか分からないように
初めてご覧になる方達には、私たちメンバーが何をやるのか分からない...
初めてのその会場の空気は重い
重い空気がほころぶ笑顔に空間が変わる
凄いことだ
ひとりでは何もできない
冷たい空気と冷たい視線
あるイベントでの出来事
周りの参加者の皆さんには、生徒さんやメンバー等、数人仲間がいるのに対し、自分はひとりだった
それだけでも孤独で寂しかった...
いざ出番がきて出てみると...
お客様のなかに、何の恨みがあるのか...と思うような冷たい視線を送っている人と目が合ってしまった...
終わっても笑顔どころか、更に険しく睨み付けている...
怖い怖い。凍りついた
一人では空間の空気を変えることなど出来ない...
メンバーそれぞれの個性が光ってこそ成せる技があるのだと痛感していた
燃え尽きてきた
教室時代から十数年、共に歩いてきた私たちの活動も、それぞれが「やり尽した」感がある
ご依頼を受けても参加できるメンバーが減って来た...
ひとりで出向くことが増えていた...
教室は生徒さんが居てこそ成立する
グループもメンバーが居てこそ成立する
ご依頼を受ける必要はなくなっていた
"解散"の言葉がチラつき始めていた
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