ものは試し。

こころの赴くままに

              *ようこそ!お越しくださりありがとうございます

部屋を追い出されるまでの話...(貧乏はつらいよ①

*当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

karariです。

 

人生で人は平均4回しか引っ越しをしない。というCMを見て、はて?自分は何回引っ越しをしたのだろうと考えてみました

 

www.youtube.com

 

引っ越し回数、十代から現在まで12回でした( ;∀;)

主に十代~独身時代に9回と多く、身軽とはいえ、これは正に引っ越し貧乏

 

引っ越しの中でも、部屋を追い出されたことがあります。

強烈だったあの日のことを断片的な記憶に基づいて綴ります

日本経済はバブル期に入り、まさかよもやのよもやま話はいくらでも転がっていた

部屋を追い出されるまで...

十代、実家を離れる

*引っ越し1回目

 

引っ越し後やってみたいことが見つかった

けれど両親も周りも理解はなく大反対

 

平日働き週末は自腹で月謝を払い

あるスクールに通った

*あえてスクールと表現します

 

スクール近くへ引っ越し*2回目

 

バイトをしていた喫茶店の一人暮らしのおばあさん

 

あなたのために

「アパート代大変でしょう」といって、公団住宅の空き部屋に無償で住まわせてくれた*三回目

 

けど、おばあさんも理解者ではなかった

 

スクールに行っても食べてはいけない。

そんなこと辞めて、美容師になりなさい

資格が取れたらここ(喫茶店)を美容室にして...

 

冗談だと思い、無理ですよ。くらいに交わしていたと思う

 

後日、見たこともない弁護士らしき人が現れ説明された

 

美容師の資格を取り、喫茶店を美容室にして当面は美容師の先生に付いて修行をした後、美容室を譲るというおばあさんの想い。引き受けてもらえないか...

 

そんな話だったと思う 

 

出来るわけもなく土台無理な話。

 

了解した覚えも、首を縦にした覚えも書面を交わした覚えもない

 

けれど、おばあさんは話を進めていた

 

美容師専門学校が決められ、教材が揃えられ、入学金、月謝、教材費がどのくらいだったのかも知らない。

通学用の自転車まである...

 

入試を受けた覚えも面接を受けた覚えもない

 

どの位、美容学校に通ったのだろうか...

 

元々不器用なのに...

 

美容師を志す人たちの中でひとり浮いていたに違いない

 

やる気のない中学生・高校生のイラスト(女子)

 

 

嫌なら行かなければいい。

それだけのことが出来なかった...

 

そこには、住まわせてもらっている。働かせてもらっている。といった負い目があった

 

仲間って。いったい...

スクールも卒業したある日

仲間とイベントを企画した

*どんな繋がりの仲間だったのか記憶から消されてます

 

誰が情報を流したのかはわからない

 

新聞社の取材を受けることになった

 

大きく取り上げてもらった

 

おばあさんに見られたら怒られる

 

その新聞が配達された朝、早くにバイト先の喫茶店に入ると、朝刊からその紙面だけを抜き取った

 

イベント当日

新聞効果か...

当日になって仲間が来ない。みんな逃げた

 

驚くほどの来場者に、ひとり受付とイベントをこなさざる得なかった

 

これが成功なのか失敗なのか...

 

喜ぶ相手も、慰め合う仲間もいなかった

 

入場料として頂いた、しわくちゃなお金だけがそこにあった

 

おばあさんにはバレていないと思っていた

 

ところが...

 

帰宅したドア前の光景にわが目を疑った

一体、何が起きているのか...

 

 

長くなりそうなので続きます...

 

ではでは、またいらしてくださいね☆