karariです。
外壁塗装のその後...
まさかの東側お隣さんの家がなくなりました
数年空き家だった東側のお隣さんが、鬱そうと覆い茂っていた垣根の木を思いっきり伐採されたことで、それまで見えなかった我が家の東側外壁の全体が見えてきました(過去記事より)
それはある日突然
ご主人が見えて
「家が人の手に渡ったので、垣根の手入れが出来なくなった。申し訳ない。これから引っ越します」といってみえました
あまりに急なことだったので、丁度茹で上がったトウモロコシを持って改めてご自宅にお話を伺いにいくと...
まぁ驚きの内容でして...軽い衝撃を受けながら
「どうぞお身体大切にお過ごしください」とお別れをしましたが、この地に越して来てからの東側お隣さんを思い返してしまいました
二世帯同居
とても世話好きなおじいちゃんといつも笑顔だったおばぁちゃん。若夫婦は、ご主人は会社の社長さん。奥様は公的機関の職員さん。中学生のお嬢さんがいました
とても世話好きなおじいちゃんのエピソード
夏。二階のベランダにお布団を干したまま子供達と出掛けていました
夕立、雨が降ってきました。
干して来た布団を後悔しつつも諦めていました...
ところが、
二階の部屋にお布団が放り投げるように入れてあります...
これには本当に驚きました。
お隣のおじいちゃんがハシゴを使ってベランダに登り、布団を入れたのです...
ん~...
それって不法侵入...
でもね、おじいちゃんは良かれと思ってやってくださったのです。助かりました。
そんなことがあってからおじいちゃんは、会うごとに
「誰にも言わないからね」といってました(笑
それ、こっちのセリフだと思うけど、ずっと気にしていたようでした...
お嬢さんが中学を卒業するころ
奥様の実家近くに家を建てられたとのことで、若夫婦は出て行かれ、おじいちゃんおばぁちゃん二人になり、やがて、相次いで他界され...
以後、空き家状態が続いていました
垣根の木は伸び放題になり、次第に葉がなくなるほど虫が付き、殺虫剤を噴射してみるとボトボトと音をたてて虫が落ちてきます...
ハチが巣を作りハチが飛び回る...
たまりかねて役所へ相談に行き、連絡を取ってもらっては手入れをしてもらう状態が続いていましたが、ここ数年はご主人一人だけで住まわれるようになっていて、垣根の手入れも良くやって下さっていたのでした
親族の誰にも見守られず壊されていく家
超暇になった自分はその解体工事を見守りながら、数少ないお隣さんとの思い出を振り返り、おじいちゃんおばぁちゃんもご主人さえも、こんな展開になるなんて夢にも思ってなかっただろうなぁ...とひどく切なくなりました
護られていた
お隣さんの家がなくなって思うのです...
東から叩き付けるような雨で雨漏りしていた我が家。
実はお隣さんの家があったからそれで済んでいたのかも...お隣さんの家がなくなった現状では、普通に降る雨でも雨漏りしたかも...。そう思うと
お隣さんに護られていたんだなぁ...と。
現在、買い手が付いて家が建つらしいのですが...
我が家が2軒建ちそうな広さです
雑草伸び放題で、ど~なっていくのでしょうね...
ではでは、雨漏りがなくなってからのお話でした...
最後までお読みくださりありがとうございました